サマースクール チャートを見るポイント 導入編
これから、6回に分けて、私のチャートの見方について、サマースクールとして触れていきたいと思います。
今回は、その導入部として、私にとってのチャートとは、何かについてお話ししたいと思います。
私は、もともとテクニカルから相場を見るようになりました。
見ていけば、見ていくほどに、チャートに魅了されました。
例えば、実際に何かが起こる前に、チャートが何かが起こるとサインを送ってくることがあり、神の手を感じることがありました。
確かに、そうした神秘的なチャートの一面を、今も否定するつもりはありません。
ただ、チャートは、それだけではないことも、わかってきました。
もっと、人間臭い一面がチャートに映し出されることがあります。
たとえば、ヘッドアンドショルダーやダブルトップなど、非常にポピュラーなチャートのパターンができてくると、多くのマーケット参加者がそのことに気づき、そうしたチャートパターンが完成した後、一般的に言われている方向に向かってポジションを前もって持とうとします。
その結果、ポジションが一方に大きく偏り、相場は反転し、ロスカットがついてから、行くべき方向に相場が動くということはよくあります。
したがって、チャートを見るには、マーケット心理を読まなくてはならないことがよくあります。
これから、こんな感じでお話しできればと思っています。
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