執拗なドル高への抵抗
ニューヨークダウは、持ち高調整で方向感なく、前日比25.83ドル高の34,500.66ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.069%下げて4.239%で引けました。
原油価格は、押し目買いが優勢となり、前日比0.86ドル高の81.25ドルで引けました。
金価格は、米長期金利の上昇が一服したため買われ、前日比1.3ドル高の1916.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、シドニータイムに145.86近辺をつけた後は、前日ロンドンタイムから流れていた、中国人民銀行によるドル売り人民元買い介入や、インド中銀によるドル売りインドルピー買い介入が、政府・日銀のドル/円での売り介入の可能性を想起させたもようでした。東京オープン後、シンガポールのドル売りに145.33近辺をつけた後、いったんは膠着したものの、ロンドンオープン後、一時さらに145.16近辺をつけました。その後は、下げきれず買い戻しとなり、145.63近辺をつけました。しかし、ニューヨークオープンに向けては、また売られ145.30近辺をつけました。ニューヨークオープン後、買い戻しが強まり、一時145.76近辺をつけましたが、依然として、海外投機筋は弱気で、改めて強引に売り下げ、144.93近辺まで下げました。その後は、ポジション調整に145.40近辺まで反発しました。
EUR/USDは、1.0845近辺から1.0881近辺に上昇しました。
EUR/JPYは、158.22近辺から157.66近辺まで下げた後、158.07近辺まで反発しました。
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