高止まり
ニューヨークダウは、米金融引き締めの長期化を警戒して下げ、前日比106.38ドル安の33,964.04ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.054%下げて4.426%で引けました。
原油価格は、ロシアの石油製品への輸出規制を受け、石油精製が増えるとの観測から買われ、前日比0.40ドル高の90.03ドルで引けました。
金価格は、米長期金利低下を受けて買われ、前日比6.0ドル高の1945.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ロンドンオープン前後から、買い戻しが強まり、一時148.41近辺をつけました。そして、ロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)となり、繰り返し試して148.14近辺をつけました。その後、147.20~30中心に横ばいが続きました。ニューヨークオープン後も、横ばいが続きましたが、米長期金利低下を受け売られ、一時147.96近辺をつけました。しかし、売り過ぎとなりジリ高に転じ、148.40近辺をつけました。
(※)ロンドン・ホラー劇場:LHT(London Horror Theatre)なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.0637近辺から1.0671近辺まで上昇後、一時1.0640近辺に下げました、
EUR/JPYは、158.00~10近辺で横ばいでした。