ミズラン(Mizlin)Part342:晦庵 河道屋 本店 [そば、うどんすき]
ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店とお宿紹介のコラムです。
晦庵 河道屋 本店(ミソカアン カワミチヤ)
住所:京都府京都市中京区麩屋町通三条上ル下白山町295
電話:075-221-2525
意地が悪いようですが、美味しいところや良いお宿をお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。
晦庵河道屋は、江戸時代から続く生そばの老舗です。
関西と言えばうどんでしょうと思われると思いますが、京都はにしんそばに代表されるおそばが主流だそうです。
なぜなら、お寺が多く、そもそもおそばというものはお坊さんの食べ物だったからだそうです、
京都の中でも、この河道屋さんと尾張屋さんが、老舗だそうです。
白壁に囲まれた、歴史の重みを感じるお店でした。
まずは、おつまみに、にしんと鳥山椒焼きを頂きました。
にしんは、温かくて美味い、鳥もうまい!
本当に、京都のお店は、山椒の使い方がうまくて、いつも感心します。
そして、メインとして、芳香炉というお鍋を頂きました。
湯葉、しんじょう、かしわ、九条ネギ、ほうれん草、椎茸などが入った美味しいおだしのお鍋です。
すだちをかけていただきましたが、すだちが良く合います。
そして、山芋を打ちこんだそばと、うどんを最後に入れて、美味しく頂きました、
京都のお酒とも、良く合いました。
このお店の周辺も、老舗と思われるお店がそこここにあって、風情があります。
ただし、お訪ねした日は今シーズン一番の寒さで、さすがに京都の晩秋は想像以上に底冷えするものだと思いました。