メリハリをつける(頭の中をカラッポにする)
レンジ相場でよくあることですが、相場がレンジに嵌まっていることに気づかず、上げだ下げだと、いろいろ思案しているうちに、頭が煮詰まってしまうことがあります。
思案しているうちならまだしも、実際に売り買いしてしまったとしたら、余程気をつけて丁寧にトレードしなければ、レンジ相場では、簡単に損失につながってしまいます。
したがって、こういう時は、「休むも相場」と決め込んで、あえてトレードせずに、気分転換を図ることも大事だと思います。
相場を休むとなれば、これも徹底的に休まないといけません。
頭の中をカラッポにすることで煮詰まった頭をほぐすのですから、中途半端に、チラチラとレートの動きを追うことはやめ、すっぱり相場のことは忘れてしまうぐらいで丁度良いと思います。
そのためには、スポーツで汗を流すもよし、音楽を聴くもよし、風呂につかるもよし、要は一点に集中させていた神経をほぐすようなことをすることだと思います。
そして、気力が戻ってくれば、自然とポジションを持とうという気持ちが湧いてきます。
こうしたメリハリをつけることも、相場と付き合っていくためには、大変大事なことです。
トレーディング中でも、それは言えることで、特にニューヨークマーケットを追っていると、いつの間にか寝るのも忘れて相場にのめり込んでしまいがちです。
しかし、そこをスパッと割り切って、ポジションを閉じて寝てしまうことが、実は、良い結果を生むことが多いと、個人的な経験からは言えます。