一番一番に勝つ(ひと勝負ひと勝負で着実に勝つ)
大相撲の勝利者インタービューで、いろいろなお相撲さんから「先のことは考えず、一番、一番に勝つことだけを考えています」という言葉をよく耳にします。
トレーディングにおいても、同じようなことが言えるのではないかと、個人的には思っています。
つまり、いったんポジションを持つと、思わず一攫千金を夢見てしまうものです。
そのため、自分で設定したターゲットに執着するあまりに、何度も訪れるそこそこの収益獲得のチャンスをパスしてしまいがちです。
しかし、やはり、ひと勝負ひと勝負で着実に勝つことが、収益の積み上げとなると思います。
言い換えれば、もっと気軽に利食っていって良いのだと思っています。
「利食えて、ラッキー」と思うことで、自ら設定したターゲットまで、相場の上げ下げからのプレッシャーに耐えて利食わなければならないという、ある種の使命感は忘れ、気軽に利食って良いように思います。
ポジションを持つと、多かれ少なかれ、ストレスが生じますが、かろやかに「利食えて、ラッキー」と思っていれば、ストレスはかなり軽減されると考えています。
相場は、これ一回限りではありません。
またチャンスは必ず訪れます。
ひと勝負終えたら、次のチャンスのために英気を養っておくことが大切です。