もはやプロじゃない(個人投資家の時代)
SHTもLHTも、彼らは、もはやプロとは言えないと思っています。
ひとつには、AI頼みにすること自体、本来プロであればプライドが許さないと思いますが、SHTもLHTも、自分の席を取り上るAIのはずなのに、はた目から見ると、彼らは喜々としてAIを使っているような感触を受けます。
つまり、今いずれのセンターも、ディーリングルームにいるのは、コストの安い若手だけなのではないでしょうか。
だからこそ、ゲームをやる感覚で、喜々としていられるのではないかと思います。
それこそ、サッカーのスタープロ並みの年棒をもらうシニアクラスであれば、こんな屈辱的な扱いはとても耐えられないと思います。
因みに、為替のトレーダーではないですが、いずれにしても、ロンドンのシニアトレーダーは年棒50億円だと、今年聞きました。
しかし、ロンドンの金融街シティーの地盤沈下は激しく、たぶん今の話はもう過去のものになっているのではないかと思います。
あと、15分足で、日本時間で11月29日零時15分からのニューヨークでの急落も、ニューヨークのAIの仕業だと思います。
たぶんウォラーFRB理事のハト派発言のある部分に反応して、AIが狂ったように売ったのだと思います。
ニューヨーク時間は、こうした要人発言と重要経済指標の結果に、AIが反応して売買していると思わざるを得ません。
ニューヨークも、2022年以前の5年間、為替が動かず、米株ばかりが動いていたため、為替ディーラーをクビにし、米株トレーダーを増員したことは、至極当たり前に行われたと思います。
従って、為替ディーラーは今育っておらず、代わりにAIを使っているという、実に米国的な合理性だと思います。
いずれにしても、SHTも含めて欧米勢、また日本にもいえることですが、金融法人が低迷し、代わって個人投資家層がリスクを取っている、あるいはさらにリスクを取っていくというのが、相場の世界の今の流れだと思っています。
だからこそ、個人投資家は力をつけて、食い物にされないようにしなければならないと思いますし、及ばずながら、私もできることはできる範囲でではありますが、やっていきたいと思っています。