Candle Stick(日本発の分析手法)
相場の世界で、Candle Stick(キャンドル スティック)と言えば、ロウソク足のことです。
そして、ロウソク足は、日本発の分析手法であることは、ご存知のことと思います。
ニューヨークなどでは、バーチャートもよく使われてはいますが、ロウソク足から得られる情報に比べれば、限られています。
ロウソク足は、上ヒゲ、実体、下ヒゲからなります。
まず、実体部分とは、寄り付きと引け値を結んだロウソクの本体部分で、寄り付きから引けに掛けて相場が上昇すれば陽線と呼ばれ、一般的に白あるいは明るい色で表示されます。
また、寄り付きから引けに掛けて相場が下落すれば陰線と呼ばれ、一般的に黒あるいは濃い色で表示されます。
上ヒゲは高値からロウソク本体までを結んだものであり、下ヒゲは安値からロウソク本体までを結んだものです。
こうしてできたロウソク足から、一目で相場が上がったのか下がったのかがわかり、しかも相場の勢いを知ることができます。
また、複数のロウソク足のパターンによって、その後の相場展開を読みとることができます。
このことは、日本証券新聞社の「酒田五法は風林火山」で、詳しくかつわかりやすく解説していますので、お勧めします。