出来る範囲で出来るだけ(日本のダイナミズムを伝える)
私は、いわゆる昭和世代です。
高度成長期は、1955年から1973までですから、生まれてから高校卒業まで、そしてバブル期は1986年から1991年ですからロンドン時代の終わりから、東京時代を経て、ニューヨーク時代の始まりぐらいと、元気な日本を経験している世代です。
特に、バブル期は、はしゃぎ過ぎと批判も多い時期でした。
しかしながら、まさにまい進する日本を経験しました。
ところが、バブル崩壊すると氷河期となり、それが30年以上続いてきました。
これにより、大きくは、元気な世代と控えめな世代の二世代が今の日本を形作っていると思います。
これは、あくまでも私の意見ですが、元気な世代には、責任があると思っています。
なんの責任かといえば、自分達がはしゃいでしまったために、次の世代に大きな負担を強いることになったということです。
しかも、世代間で経験している社会の雰囲気が全く違うことです。
私が印象に残っているのは、バブル期のスキー場は、それはそれはカラフルでしたが、氷河期のスキー場は灰色一色になっていたことです。
それぐらい、人の意識が大幅に変ったということです。
また、採用にしても、私の頃は人物本位で、内定してから成績表を提出するなど、今の克明に書かなければならないエントリーシートの世代とは大きく違います。
また、仕事の仕方にしても、上司が「俺が責任を取るから、好きなだけやってこい」と言ってくれた時代と、リスクが取れなくなっている時代とは大きく違います。
いずれにしても、一番私が危惧しているのは、これからの時代を若い世代が否が応でも担っていかなければならないということです。
私にできることは、もちろん限られてはいますが、自分の専門のFXを通じて自分のできる範囲で、若い世代、さらに同年配前後のこれからFXを学んでいこうとする方達に、できるだけのことをしたいと思っています。
一番伝えたいのは、日本人もダイナミックに世界でやってきたということです。
そして、その素養は、これからの人達にもあるということです。
会社組織が委縮していても、個人ベースで元気で活発であれば良いのではないかtとも思います。
その個人の元気さは、個人FXを通じて、最近とみに感じるようになっています。
私が出来る範囲内で出来るだけ、伝えていきたいと思っています。