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2024/01/22

ドイチェブンデスバンク(絶妙な介入)

ユーロになり介入権がECBに移行するまで、ドイツでは、中央銀行であるドイツ連邦銀行(ドイチェブンデスバンク、愛称BUBA、ブバ)がドイツマルクの介入権を持っていました。

BUBAは、その巧みな介入により、世界中の銀行から畏敬の念を持たれていました。

巧みな介入について、より具体的に申し上げますと、まず、介入のタイミングが絶妙で、たとえば、マーケットが相場を下げようと売り込むと、ポジション的にかなりショートになったところを見計らって、個別の銀行で買い介入に入ります。

しかも、マーケットの水準が、たとえば1.0910-15だったとすると、銀行はこのタイミングでBUBAが呼んでくるということは買いだと見て、100ポイントも上の1.1010-15でBUBAに大台違いのプライスを提示しても、ブンデスは意を解せず買った上に、買ったことをその銀行を通じてマーケットにアナウンス(知らせる)させます。

これにより、BUBAは相場の下落させたくないという強い意志をマーケットに示し、マーケットは一目散で買い戻しに入りました。

また、この絶妙なタイミングで、かつマーケット水準とはかけ離れたレベルで介入することによりマーケットは驚き、逃避行動に出ますので、実際に介入した金額が小額で済みました。

こうした、マーケット心理を読みきったBUBAの介入姿勢に、マーケットは尊敬してやみませんでした。

そう言う私もBUBAの大ファンで、実際に独フランクフルトにあるBUBAのディーリングルームを訪問したことがありました。

現れたチーフディーラーは、自信に満ち、またファンダメンタルズ分析のみならず、テクニカル分析にも長けていて、さすがは天下のBUBAだと思ったものでした。

余談ですが、BUBAのビルは、自動小銃を持った警備兵たちによって警護されていたのが、また格好良く見えました。

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