世界史の水上(為替ディーラー向き?)
高校の時、唯一常に一番か二番だった科目が世界史で、そのため「世界史の水上」と同級生から呼ばれていました。
なぜ、世界史だったかと言えば、まず言えるのは、記憶力だけは良くて、年号などを覚えるのが得意だったということが上げられます。
ただし、だから世界史というわけではなく、もちろん、世界規模で起きた史実を知ることに非常に興味があったからです。
今となれば、もう何年に何が起きたこととかはすっかりと忘れていますが、その史実によって、世界がどう変わっていったのか知ることは、とても刺激になりました。
たとえば、チンギス汗の領土拡張で、一時モンゴル軍は、ドナウ川のほとりまでやってきていた時代があったとか聞くと、あのモンゴルから延々と東欧まで侵攻したことを知ると、ものすごいロマンを感じました。
また、今の北欧フィンランド人は、他の北欧民族とは違い、アジアから移ってきた民族であるとか、要は何年に何が起きたというよりも、特にこのユーラシア大陸の中でどんな人の交流があったのかと思うととても興味をそそりました。
たぶん、それは為替ディーラーになるための素地になったと思います。
今でも、たとえば、イギリスやアイルランドやフランスのブルターニュ半島に住むケルト人は、東からやってきたゲルマン民族によってどんどん欧州の西端に追いやられていたことに興味を持っています。
また、東アジアの民族の顔立ちから、北方民族なのか、中華系なのか、南方系なのかなどに区別して見る癖があります。
あととてもロマンを感じるのは、1500年ぐらい前に、中国で言えば唐の時代であり、西はローマ帝国時代だったころ。東西の交易は、海路もあったでしょうが、シルクロードを通っての隊商によるところもあったと思います。
この時の、為替レートはどうやって決まっていたのかというのが、とても興味があります。
たぶん、砂金あたりで売り買いをしていたと思うのですが、西の品と東の品の価値の比較はどうやってしていたのかと思います。
といった具合で、あまり誰それが何をやったということよりも、どのように交易していたのかとか、価値の決定の流れとかそういうものに、今でもとても興味があります。