無意識の観察(だれもができること)
私は、良く「相場を観察する」と申し上げますが、この「観察する」ということを、相場だけでなく、すべてのことに対して、無意識のうちにやっていることに最近気づき、我ながら驚きました。
その一例が、現在、毎週金曜日に出演しています「FX経済研究所」での打ち合わせの時のことでした。
竹内里佳キャスターが現れた時、パッと彼女を見た瞬間、イメージが違うと思い、「なんかイメージが違う」と言いましたら、「ヘアスタイルと髪の色を変えました」という返事が竹内さんから返ってきて、本当に無意識になにに対しても観察しているんだなあと、自覚しました。
いずれにしても、無意識のうちに鍛えた観察力は、特に専門の相場やチャートでは、本当にいろいろなことが日々新たな発見となり、そして蓄積されています。
その結果、日々の仲値決めまでのマーケットの動きをパターン化するとか、海外投機筋が出てくる時間を克明に気がついたり、あるいはマーケットが買い下がっていることや売り上がっていることが相場のチャート形状や値動きからわかってしまったりすることになります。
これは、物事を繰り返し見て特徴をつかむことができるようになると、どなたにでもできることだと思います。
いずれにしても言えることは、何事も、好奇心を持って見ることの繰り返しがこのような特技を無意識のうちに持つことができるようですので、どうぞお試しください。