力を抜く(気軽な気持ちで)
相場で勝負しようとすると、力みは出るものです。
しかし、「この勝負逃したら、後がない」と青筋を立てることが、良い結果を生むとは思いません。
自分で自分自身にプレッシャーを与えることで、返って反射的動作や柔軟性が損なわれます。
また、「損をしたくない」という気持ちが湧いてくることも、よくあることです。
しかし、「損をしたくない」と思うことで、身を強ばらせて、自分に与えられた選択肢を自分で限定してしまったことが、損失につながることもあります。
もっと気軽な気持ちで、相場に向かうことが大事だと思います。
フットワークを良くしておくことで、たとえ、間違った方向に入ったとしても、これは違うなとさっさと考え方を切り替えていけるようになることが大切です。
相場は、常に変化しています。
その変化に対応していくためには、つねに自分自身も変わっていく必要があります。
そのためには、力を抜いて、どういう状況をも、素直に受け止められる鷹揚さが必要だと思います。
「逃した魚は大きい」のなら、また次の大きな魚を探せば良いと思います。
相場は、これ一回限りではありません。