本サイトについて

  • 本サイトはFXストラテジスト水上紀行およびBMFの公式サイトです。

    バーニャ マーケット フォーカスト (BMF) では、内外大手銀行で蓄えた豊富な経験と知識を基に、弊社外為ストラテジストが精度の高い外国為替情報の配信に努めています。

    このサイトでは、BMF の活動状況などをご紹介していきます。

    >> プロフィール  >> TOP Page
  • X@mizukamistaff

    FXマーケットフォーカスト | GLA

  • 水上紀行|初心者でもわかる相場解説|FX入門サイトエフプロ

  • BMFへの業務依頼用フォーム

リンク集

  • FX経済研究所 日経CNBC
  • FXをもっとシンプルに! [エフプロ Top Page]
  • FXサプリ

ご利用に際して

  • 本サイトはお客様への情報提供を目的としたものであり、特定商品や投資の勧誘を目的としたものではありません。
    当社が信頼できると思われる各種データに基づき情報を提供しておりますが、情報は作成時点のものであり、予告なく変更削除することがあります。
    記載されている情報の正確性、信頼性、安全性について、また情報の利用に起因するお客様の直接的/間接的被害についても当社が責任を負うものはでありません。
    投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断と責任でなさってくださるようお願いいたします。

    以上をご了承の上、本サイトをご利用下さい。

    © Banya Market Forecast,
    All rights reserved.

« ロンドン・ホラー劇場(LHT)には依然として警戒を | トップページ | [2/2]FX経済研究所出演 »

2024/02/02

相場の主導権(今回はニューヨーク)

(本日6:13のメルマガコラムから)
どのマーケットが相場の主導権を握るかということは、相場を見ていくために大変重要です。

なぜなら、主導権を握ったマーケットで、実際に相場が一方向に動きやすくなるわけです。

主要なマーケットセンターとしては、東京、シンガポール、ロンドン、ニューヨークがありますが。今週に入ってからのドル/円の下げ相場の主導権は、ニューヨークにあります。

主導権を握るという意味で、やはりその大きな理由は、そのマーケットセンターが持つ自前の材料があるかないかに寄るところが大きいです。

東京には円の情報があり、ロンドンにはポンドとあるいはユーロの情報があり、ニューヨークにはドルの情報があります。

残念ながら、シンガポールには主要通貨の自前の情報はありませんし、ロンドンにも、円やドルの自前の情報がありません。

その点、東京には円の情報があり、ニューヨークにはドルの情報があり、つまりドル/円は東京とニューヨークが主導権を握りやすいと言えます。

東京については、海外勢には不可解な日銀の金融政策があり、これが結構海外勢を煙に巻いていますので、それは本邦勢には優位に働きます。

つまり、海外勢が強引にドル/円を動かそうとしても、なかなか思うようには動きません。

一方、今回がそうですが、ニューヨークが主導権を握ると、FRBの金融政策がニューヨークが他の地域より早く正確に入手するため、ドルをかなり強引に動かします。

ですので、今週のドル/円の動きは、日本から見ると深夜に動かされており、非常にやりづらい一面があります。

ただし、米国におけるドル/円取引は、ドルが基軸通貨のため、商取引はなく、ほぼ純粋に投機からなります。

従って、鮮明に、投機の宿命を持ったマーケットだと言えます。

つまり、たとえば、ドルをニューヨークが売っても、それは投機の売りですから、必ず損益確定のため、いずれ買い戻さなければなりません。

ですから、今、力いっぱいニューヨークが売っても、それに翻弄されず、買い下がりもせず、かわずことが大事です。

いくらFRBがどうだといっても、あくまでもトレーダーのイメージ先行による言い訳に過ぎません。

つまり投機の相場である以上、いずれ戻ってくる相場だと思います。

FRBと聞くと、伝家の宝刀が抜かれたと思われがちですが、投機の相場であることに変わりはないことに、よく注意する必要があります。

PR
ヒロセ通商 | タイアップ

« ロンドン・ホラー劇場(LHT)には依然として警戒を | トップページ | [2/2]FX経済研究所出演 »

BMFニュース

  • [BMF 活動最新情報]

    [7/4][日経CNBC]FX経済研究所出演【詳細】

  • ご紹介Twitter/X @mizukamistaff【詳細】

広告