儲けるのは誰?(心の余裕とハングリー)
相場で儲ける人は、お金持ちか、でなければ相当貧乏な人かどちらかだと、インターバンクディーラーの頃、チーム内で話し合ったことがありました。
確かに、お金持ちは、相場での多少の勝ち負けにも鷹揚で、また、自由に動かせるお金が十分にありますので、ここはという時に、大きくポジションを持つ余裕があり、その結果、さらに儲かるということになります。
一方、相当貧乏な人の中でも、特にハングリーな人は上昇志向が強く、失うものはないと相場に対して果敢に攻めることで、利益を手中に収めることが結構あります。
つまり、お金持ちと貧乏な人という対極的な立場の人達に儲けるチャンスがあるという説です。
ポジションを持つ上で必要なことは、ひとつには心の余裕であり、また一方でハングリーさだと思います。
この二律背反する心の余裕とハングリーさを、うまく配合することで、誰にでも儲けるチャンスはあると、個人的には見ています。
言い換えれば、多少のことには動じず、しかしここ一番に貪欲に相場に立ち向かう姿勢が大事なのではないかと思っています。
いずれにしましても、リスクを取らないことには、チャンスもないということだと思います。
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