その通貨の国・地域の空気を吸う(行くと行かないでは大違い)
私は、旅が好きです。
よく言われるように、旅が持つ非日常性が良いのかもしれません。
そして、たとえば、狭い日本と言われますが、旅に出かけてみると、各地で文化の違いを感じずにはいられません。
これが、海外ともなると、さらに文化の違いは大きく、新鮮な驚きをたびたび感じます。
ディーラーになったばかりの頃、先輩から、「その通貨を取り扱うなら、その国・地域に行ってみろ」と言われ、実際、その後その機会にも恵まれ、いろいろな国・地域を旅しました。
現地に行って特段、中央銀行とか民間銀行に行かなくても、街を歩くだけで、その国の感じというものは、わかります。
それによって、自分が持つその国・地域のステレオタイプ(既成概念)と現実の違いがわかり、通貨を扱うものとして、大変参考になることが多かったと言えます。
もちろん、危険なところもありますので、そうしたところへの旅は、避けるべきですが、その点で問題がなければ、是非一度、行ってみてはいかがでしょうか。
行くと行かないでは大違いです。