スマートなトレーディング(早く入って早く出る)
スマートとは、スタイルがすらっとしていると意味だけでなく、行動などがきびきびして洗練されていることも言います。
相場では、先にポジションを持ち、大勢が出来事に気づいて乗ってきた時を、利食い場とするのが、スマートなトレーディングと言えます。
また、自分にアゲンスト(不利)と気づいた時も、大勢が気づく前に、手仕舞うのは、やはりスマートなトレーディングだと言えます。
つまり、今の相場のテーマが何かを知り、早くエントリーし、早くゲットアウト(出る)することが大切です。
特に、テーマが新しいものに変わったり、既存のテーマが皆が知るところとなって、相場が思うように動かなくなったりしたら、躊躇せずにポジションを手仕舞う勇気が必要です。
同じようなトレーディングをしながも、結果に差が出るのは、そうした踏ん切りなり割り切りなりを素早く出来るかによるところが大きいものと見ています。
つまり、固執している自分自身の相場観や、ここで手仕舞えば損失が実現してしまうという恐怖を振り切るようにならなければ、スマートなトレーディングは実現不可能です。
要は、何手先が読めるようになるかで、勝ち負けは決まってくるように思います。