極めない(奥は深い)
なにかに、心血を注ぎ、その道を「極めた」とよく言いますが、私は、敢えて「極めない」ことが大事だと思っています。
なぜなら、極めたと自覚したとたんに後退が始まると考えているからです。
それよりは、「日々勉強、日々研鑽」と思って、さらに高みを求めることが大事なのではないかと思います。
私は、聖路加国際メディカルセンター理事長であり、聖路加国際病院名誉院長でもあった日野原重明氏(105歳没)を今でも尊敬しています。
あそこまで、医師として医学博士として、後ろを振り向くことなく、前へ前へと進むことを全うした人生を、是非私も送りたいと思います。
実際、私のような若輩者には、「極める」どころではありません。
日々、発見があり、また、これについてはどう考えるべきかとか、以前に組み立てた考え方が、どうも実際とは違うということすら起きることがあります。
ですので、まだまだ、これからだと思うばかりです。