先を予想して今を戦う(大勢の見方が重要)
自分は、極短期のトレードが中心なので、長期の方向性やファンダメンタルズはあまり関係ないというご意見を良く耳にします。
しかし、トレーディングとは、先を予想して今を戦うものだと思います。
つまり、これから最もマーケットが注目するであろうテーマに対して、目先の相場がどのように反応するかを予想し、実際にトレーディングするものだと思います。
そういう意味では、将来の価格を売買する先物取引(Futures)というデリバティブ取引(派生商品)となんら変わらないと思われます。
そこで重要になるのは、今マーケットは何に対して最も注目していて、大勢がどういう相場展開を期待し、また、どうなると困るのかを考えることです。
この大勢の見方というところがポイントで、大勢の見方に従って、同方向のポジションを多くのマーケット参加者が持てば、ポジションはロングかショートに偏り、そのため、偏ったポジションの逆方向にしか動かなくなります。
このように大勢の行動を先取りする形で、相場を見てトレードしていくことこそが、具体的な先を予想して今を戦うということだと思います。