勝ち逃げを心掛ける(利益を漏らさない)
相場は、勝ち逃げに越したことはないと思っています。
たとえば、インターバンクトレーダーの場合、1ヶ月をひとつの区切りとして目標を立て、トレーディングを行ないます。
そして、月の前半で稼いで、後半は流すというのが一般的です。
これを、勝ち逃げと考えています。
これは、目標達成という精神的なプレッシャーを軽減するためにも良策だと思います。
もしも、月末近くなっても、まだトレーディングを続けているとしたら、それは、その月に儲からずに目標が達成されていないと考えられます。
この場合、精神的なプレッシャーもきつくなり、儲かるものも儲からなくなるものです。
インターバンクディーラーと異なり、個人の投資家層にとっては、こうした1ヶ月区切りといった縛りを設ける必要性はないと思います。
しかし、1年という区切りであっても良いと思いますが、トレーディングの期間に区切りをつけ、期間前半で勝ち逃げするつもりでトレードすることが、トレーディングにメリハリをつける上でお役に立つと見ています。