相場を俯瞰する(長いチャートを見る)
俯瞰(ふかん)とは、高い所から見下ろして眺めることを意味していますが、相場も俯瞰してみることが大切です。
ご存知のように、具体的な相場における俯瞰の対象は、チャートです。
皆さんご自身の相性にあった時間足で、このチャートをご覧になっていることと思います。
それが、1分足であっても、5分足であっても、1時間足であっても、ご自分にフィットするのであれば、どれでも構いません。
ただ、いつも見ているチャートで、イメージが湧かなくなった時は、迷わず長いチャートをご覧になってみることをお勧めします。
1分足や5分足をご覧になっている方が1時間足を、1時間足をご覧になっている方が8時間足とか日足をご覧になってみると、相場をいつもより広い範囲で眺めることが出来、今自分がどこにいるのか、またこれからどっちに相場は向かおうとしているのかを把握するのに、大変役に立ちます。
それが、相場を俯瞰するということです。
私自身が俯瞰する上で重宝している期間は、8時間足、日足、週足、月足です。
中でも、全体像をより把握するという意味では、週足、月足が、重要だと思っています。