頭をリセットする(頭の中を空っぽにする)
マーケットの大勢の思惑が大きく外れた時、ロスカットが集中します。
これにより、マーケットのポジションは、ほぼスクエア(ポジションなし)になり、静寂が訪れます。
つまり、多くのマーケット参加者が損失を出してしまったことによる静寂です。
これを、マーケットが傷んだと言います。
特に、欧米のトレーダーは、大きく損失を出した時は、すぐに取り戻そうとはせず、むしろ気分を一新させるため休息を取ろうとします。
それによって、負けのサイクルを断って、勝ちのサイクルに身を置きなおそうとするわけで、大いに学ぶべき点があると思っています。
大きな損失を出した焦りから、すぐに一気に取り替えそうと新たにポジションを持とうとすることは、多くの場合、あまり良い結果を生みません。
それよりも、悔しさや焦りを忘れることが大事で、そのためには、いったんマーケットから離れてみることが良いと思います。
さらには、なにかスポーツをするなりして、頭の中を空っぽにすることでリフレッシュし、新たにポジションを持とうとする活力源になると考えています。
相場と戦うには、頭をリセットできるかが、大変重要だと言えます。