調整を時間でやるか、値幅でやるか(痛くないか、痛いか)
相場には調整局面がつきものです。
調整局面によって、しこったポジションがほぐしたり、次の相場のためのエネルギーの充電が行なわれます。
そうした調整の仕方には、ふたつあります。
ひとつは、時間を掛けて調整する方法、またもうひとつには、短期間に値幅で調整する方法です。
まず、時間で調整する方法は、しこったポジションを解消するために、時間を掛けるもので、時間が掛かる分、調整による痛みは軽減します。
しかし、時間を掛けることで反発力は弱く、次の相場のためのエネルギーの充電が不十分です。
値幅で調整する方法は、急落・急騰という短期間の大幅な値動きにより、有無を言わさず、ロスカットが出て、極短期間に、調整が済みますが、痛みが伴います。
値幅調整により、反発力が強く、次の相場のためのエネルギーの充電が十分にできます。
どちらが良いかはあくまでも、その人次第ですが、私自身は値幅の調整の方が好みです。
その時の相場に対して、自分の考え方が違うと悟れば、そこで我慢しても、時間の無駄だと思います。
そこは、スパッとやめて、次のチャンスを待つことが大事で、しこってしまっているポジションに未練を感じながら抱え続けても仕方がないものと思われます。
トレーディングは、気分転換することが大切ですので、ストレスはできるだけ感じないようにすることだと思います。