継続には面白さが大切(為替バカ一代になったのは)
トレーディングに関わらず、何事も継続することが大切だと思っています。
私の場合、それは、今まで続けようと思いつつも、いろいろな事情から続けられなかったことが多かったからこそ、強くそう思うのだと考えています。
そういう私ですが、数少ない継続してきているものは、外国為替という仕事です。
今年で、41年目を迎えています。
もちろん、業務としては、トレーダー、セールス、ストラテジストなど、いろいろ経験しましたが、外国為替という括りは一貫してきました。
私が、この仕事で行こうと決意したのは、初めて外国為替とのつきあいが始まったロンドンでした。
最初は仕事に慣れるのに苦労しましたが、ひとたびその面白さを知ってしまうともう夢中でした。
私が、外国為替に面白さを感じたのは、世界の政治・経済の動向に、自分も参画していると感じる点でした。
そして、ロンドンに駐在しているうちに、私は迷わず、専門職としての外国為替の道を歩むことにしました。
過去41年間を振り返って反省する点は、ある程度相場なり仕事なりが分かってきた時、学ぼうとする気持ちが後退してしまい、成長が止まった時期があったことです。
その時、常に学ぶ姿勢を持っていないといけないことを、痛感しました。
また、継続するには、継続しようとするものに面白さを感じることがなによりも大切だと思います。
面白さを感じていれば、多少のことは苦にならないものです。
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