自分の感覚を信じる(常識にとらわれない)
たとえば、経済指標であったり、要人発言であったり、あるいはテクニカル分析であったり、いろいろな相場の材料があります。
材料は、それぞれに大事ですが、一番マーケット参加者が気にしている材料がどれかを、見極めることが大事です。
そして、その材料が、ポジティブ(前向き)にマーケットに働いた時は、どういう結果になるのか、あるいはネガティブ(後向き)にマーケットに影響した場合は、どういうことになるのか、前もって想定しておくことが大切です。
特に、ネガティブにマーケットに影響した場合、多くのロスカットが出動し、相場は一方向に大いに動きますので、警戒を要します。
ひとつひとつの材料を見ていく上で、気をつけなければならないことは、常識にとらわれないことです。
それよりも、「なにかおかしい」とか、「どうも自分が考えていたことは違っていたのでは」といった、自分が感じた印象を尊重して、すみやかにリスク回避の行動に出ることが大切です。
いったんポジションを持ってしまうと、自分のポジションに固執しがちですから、意識して自分の五感を尊重し、行動に移すことが、自分の身を守る上では、大変重要になります。
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