ニューヨークを終えて
ニューヨークダウは、利益確定売りが優勢となり、前日比15.90ドル安の41,606.18ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.021%上げて3.642%で引けました。
原油価格は、強めに推移し、前日比1.06ドル高の70.08ドルで引けました。
金価格は、下落し、前日比13.7ドル安の2595.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、ロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)となり、一時140.35近辺をつけました。しかし、それ以上は下げ切れず、横ばいとなりました。ニューヨークタイムに入り、発表された米小売売上高は予想外の増加となりました。FOMCも間近になっていることもあり、ポジション調整の買いが強まり、142.00近辺まで上昇し、高止まりとなりました。その後、さらに買い戻しが進み、142.29近辺をつけました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.1143近辺から1.1112近辺まで下落しました。
EUR/JPYは、156.58近辺から158.16近辺まで上昇しました。