ニューヨークを終えて
ニューヨークダウは、景気悪化懸念から売られ、前日比409.55ドル安の40,346.20ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.012%下げて3.721%で引けました。
原油価格は、ほぼ横ばいで、前日比1.04ドル安の68.11ドルで引けました。
金価格は、やや軟化し、前日比17.9ドル安の2525.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンタイムになると、ロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)となり、142.23近辺まで下げました。しかし、さすがに売り過ぎとなり、買い戻しが、ニューヨークオープン後、米雇用統計発表直前まで続き、143.30近辺まで上げました。そして、米雇用統計発表となり、予想より悪かったものの、まずショートのロスカットをつける動きが優先し、144.02近辺まで上昇後、141.98近辺まで反落しました。市場では、FRBの利下げが、0.25%になるか、0.50%になるか見方が分かれ、一時0.25%説が有力になり、143.89近辺まで再上昇しました。しかし、ニューヨークダウが下げに転じるなど次第に雰囲気が悪化したことから141.78近辺まで反落しました。その後、142.40近辺に落ち着きました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.1155近辺から、1.1066近辺まで下げた後も上下し、結局1.1085近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは、159.56近辺から157.46近辺まで下落後、157.85近辺に落ち着きました。
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