事故発生時の対応(とにかくポジションを閉じる)
トレーディングをしていると、勘違いや誤解によって、意図しないポジションを持ってしまうことがあります。
これを、トレーダーの間では、事故と呼んでいます。
事故による意図しないポジションの発生によって、損益がフェーバー(有利)になっている場合もないことはないですが、それはごく稀で、大抵はアゲンスト(不利)となりがちです。
インターバンクの場合、事故が発生したことが発覚すると、兎に角ポジションを閉じることを鉄則にしています。
決して、評価上損失が出ていているから、損失が減るあるいは利益に転ずるまで待つということはしません。
ポジションを閉じた後、なにが原因だったかを徹底的に調べ、再発を防止するためにはどうすれば良いか対策を検討します。
このように事故発生は、不本意な損失を出す結果にはなることが多いと言えます。
しかし、速やかにポジションを閉じるという対応を取ることで、結局は自分を守ることになると思われますので、リスク管理の一貫として参考にして頂ければと思います。