紅蓮の炎(さらっとやること)
紅蓮(ぐれん)の炎とは、燃え盛る炎のことです。
トレードをしていると、心中はまさに紅蓮の炎のように燃え盛ることがあるのではないかと思います。
この炎の勢いは、感情の高ぶりであり、儲け損なう恐怖から後先考えずに相場に飛び込んでしまったり、いったんロスカットがついたのにもかかわらず、くやしさのあまりすぐにエントリーしなおしたりと、冷静さを失った行動に出やすいものです。
しかし、この感情の高ぶりを、どう自分でコントロールできるかによって、トレードの成績に大きく影響しますので、大変重要であることは、今さら申し上げるまでもないことだと思います。
まず、感情をコントロールするために大事なことは、相場にのめりこみ過ぎないことが大事だと思います。
そのためには、マーケットとはある程度距離を持つことが大事だと思います。
時には、トレードを休むことも、煮詰まってしまった気持ちをほぐし、気分を一新させるためには必要なことです。
また、考え方として、「相場は、これ一回限りではない」と割り切ることも大切だと思います。
つまり、相場に固執せず、さらっとやることです。
自分に合った相場は必ずやってきます。
それまで、無駄に体力を消耗せずに、待てるようになることがトレードの結果に表れるものと考えています。