ニューヨークを終えて
ニューヨークダウは、発表されたFRBの0.50%引き下げを消化し、前日比102.55ドル安の41,503.63ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.035%上げて3.677%で引けました。
原油価格は、下落し、前日比0.93ドル安の69.03ドルで引けました。
金価格は、引け際下げ、前日比18.1ドル安の2575.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、シドニーで142.40近辺をつけた後は、SHTが売り始め、東京オープン後も下げは延々と続き、141.23近辺をつけました。ロンドンオープン前後から、SHTを狙ったショートスクイズ(ショート筋を強引に買い上げて切らせる手法)の動きが強まり、142.00近辺をつけました。そして、ロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)となり、141.50近辺をつけたものの、下がり切れず上に戻し、ニューヨークタイムとなり、FOMC待ちの横ばいとなって、一時142.06近辺つけました。そして、FOMCの結果発表となり、政策金利の0.50%の引き下げが決定されると、140.45近辺まで急落したものの、下げ切れず、値を戻し、一時142.70近辺をつけました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.1109近辺から1.1188近辺まで上昇後、1.1097近辺まで反落しました。
EUR/JPYは、157.94近辺から157.11近辺まで下落後、158.36近辺まで反発しました。