良いレート(動物的な勘)
相場を見ていて、良い(いい)レートだと感じることがよくあります。
それを素直に叩くと、結構な確率でフェーバー(有利)になったり、良い利食い場になったりします。
逆に、良いレートだと思いながらも、「もう少ししたら、席を外さなければならない」と言った言い訳をして、プライスを叩かないでいると、後で大きく後悔することになることが結構あります。
良いレートと感じるからプライスを叩くなど、あまりにも非科学的でつきあいきれないと思う方も多いかと思います。
しかし、経験の積み重ねによって、相場のリズムのようなものが身につき、実際に良いレートと感じるようなものだと思っています。
相場では、こうした言ってみれば動物的な勘というものが大事です。
良い場合より、むしろ悪い状況に直面するかもしれない時に、事前にリスクを感じるようになることが大切です。
私の場合、特にインターバンクのトレーダーをやっていた時に、その勘が磨かれました。
人により、どういう風に感じるかは違うと思いますが、私は背筋に悪寒が走ったり、頭の片面が突っ張ったような感じがしたりします。
こうした感覚は、決して無視しないことだと思います。