逆張りから順張りへ(手法の変更で勝てるようになります)
(いつも午後一番にコラムしていますが、早めにお送りします)
3日、147円台から下げる過程では、ロングのストップロスが次々出てきてはつくことを繰り返し、もう目を覆わんばかりの状況で、145.12まで下がったのも、仕方のないことだと思います。
つまり、確かに海外投機筋に売り込まれたものの、それを逆張りで買い下げては投げたことで、自滅的に下げた相場だと言えます。
久々の147円台に乗せたという非日常的な状況になったことで、買い遅れまいと、高いところを買い、さらに買い下がったということでできたロングを、海外投機筋に良いようにたたき潰されました。
こうした逆張り志向が根絶できないと、本当にまじめな話、本邦勢は海外勢の貢ぎ屋として、単に搾取され続けるだけだと思います。
そして、その結果として、利益の国外流出が続き、単に個人の損失に止まらず、国益にも反します。
それでは、どうすれば良いのか?
これは、いつも申し上げているように、「売りでも、買いでも、波に乗り、さっさと利食う」順張り方式に切り替えることです。
売りが苦手な方も多いですが、しかし、実際に売りの波に乗ったら、何の抵抗もなく、下がり、そして、あとは利食って離脱するだけです。
相場からの圧力をもろに受ける逆張りとは、大きな違いです。
ですので、最初は、数ポイントの利益でも良いですから、順張りで攻めることに切り替えることが即効性がありますので、発想の転換をお願いします。
なお、ニューヨーク勢が、ニューヨークの午後、ドル/円を売っているようですので、彼らの買戻しがよくある日本時間8時台の買いには警戒です。
« 【シンガポール・ホット・テンパーズ(SHT)警報】 | トップページ | CTAが4カ月連続損失を出しているという日経記事について »