ニューヨークを終えて
ニューヨークダウは、一進一退で、前日比37.65ドル高の40,974.58ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.060%下げて3.784%で引けました。
原油価格は、軟化傾向で、前日比1.51ドル安の68.83ドルで引けました。
金価格は、動意乏しく、前日比0.4ドル高の2523.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンがオープンすると多少ショートスクイズの動きもあったものの、強烈なロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)となり、144.76近辺まで売り込まれました。しかし、それ以上は下がらず反発となり、145.26近辺をつけました。その後は、144.85~145.20近辺の横ばいが、ニューヨークに入っても続きました。そして、JOLTS求人件数が発表され、予想を大きく下回り、9月のFOMCでの大幅利下げの可能性も高まり、144.00近辺まで急落しました。その後、やや横ばいになったものの、翌日のアジアダイムでの下げを狙った、ニューヨーク勢の売りが入り、さらに143.80近辺まで下げました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.1040近辺から1.1095近辺まで上昇後、1.1066近辺まで下げ、そして1.1082近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、160.45近辺から159.32近辺まで下げました。