潜水艦乗り(相場を手探り)
トレーダーは、潜水艦乗りだと思うことがあります。
潜水艦というものは、窓もなく、単にソナー(※)に頼って、航行しています。
※ソナー:水中を伝播する音波を用いて、水中・水底の物体に関する情報を得る装置
言ってみれば、目隠しした状態で、耳に入ってくる音だけを頼りに、歩いているようなものです。
なんで、そんなことを申し上げるかと言いますと、確かに、相場が上がった下がったという明らかな動きもわかります。
しかし、本当の意味の重要な情報というものは、向こうから手を上げて、かつ具体的に教えてくれるものではなく、あくまでも、こちらが入手した情報をもとに、相場の方向性を探っていくものだということです。
それは、まるで、潜水艦がソナーから発する音波の反射で、障害物を避けながら航行しているのに似ているということです。
ですから、得た情報は、そのままでは、使えない原石のようなものが多く、得た情報から、こうではないかああではないかと類推し、またある時は仮説を立てて考えてみるということも必要だと思います。、
しかし、こうした思考の繰り返しは、先を読めるようになるためには、大変重要です。
ですから、ある意味、状況証拠だけで、先行きを考えることも必要で、そこで間違っていれば、素直に直していけば良いだけの話だと思います。
なぜ、こんなお話しをするかというと、たとえば、海外投機筋で今や、一番元気なSHTにしても、2022年8月に現れた時は、最初は一体こいつ誰?という感じでした。
しかし、彼らの手口(トレードの仕方)を見ていくと、私が、インターバンク時代に相手になった、シンガポール筋と変わらないことがわかってきました。
つまり、なにしろ売りしかやらない、短期間に大量の資金を投入して、相手に襲い掛かり、相手が慌てて投げるのを狙うなど、全く代り映えがなかったからです。
そして、彼らが活発に動く時間帯は、ほぼ日本の日中に重なり、しかも、現在のアジアのインターバンクの拠点がシンガポールだということから、たぶん9分9厘、この相手はシンガポールだと見たわけです。
こうして、相手を分別していくことは、重要です。
なぜなら、相手によって、手口が違う、つまりトレードスタイルが違い、相手に合ったトレード法をしないと、なかなかうまく行かないからです。
まあ、SHTは、単なる例で、たとえば、相場見通しを考える時も、こうした情報の分類が必要だということです。
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