一歩下がってスクリーンを見る(大局観も持つ)
相場に油断は禁物ですが、かと言って、四六時中ピリピリしているのもまた避ける必要があります。
つまり、頭の片隅では、マーケットなり、ニュースなりに関心を持っていることは常に必要ですが、一方では、スクリーンにかじりついて、目先の動きに一喜一憂しないことも、また大事だということです。
スクリーンにかじりついていると、眼前のレートの動きばかりが気になってしまい、大局的な相場の見方を忘れてしまいがちです。
しかし、たとえ極短期のトレードを中心にしていても、大局的な見方は必要だと思っています。
相場の大きな流れがわかっていれば、極短期のトレードでもやりようは変わってくると思います。
たとえば、長期の相場のトレンドが下げであった場合、たとえ、下がったところを逆張りしても、あまり欲をかかずに戻ったところを売り抜き、あるいは売りにひっくり返して下げを待つといった、下落相場のリズムに乗ることができると考えています。
そういうことで、たまにで良いですから、日足、週足、月足を見ることで、相場全体の流れを知っておくことは、決して無駄ではありません。
逆に言えば、相場が見えなくなったら、長期を見るということは、結構トレードの役に立つと思います。