ニューヨークを終えて
ニューヨークダウは、FRBの追加利下げが支えとなり、前日比0.72ドル安の43,729.21ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.075%下げて4.351%で引けました。
原油価格は、横ばいで、前日比0.38ドル高の72.07ドルで引けました。
金価格は、上昇し、前日比35.7ドル高の2712.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、ロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)となり、153.65近辺をつけました。その後は、様子見気分強まり、一時154.13近辺まで戻しました。しかし、ニューヨークオープン前から、ジリ安に転じ、ロングの投げも巻き込みながら、152.85近辺まで下落しました。いったん、153.22近辺まで戻した後再び緩み、FRBの政策金利が決定され、予想通りの0.25%の利下げとなり、153.46近辺まで反発後、152.69近辺まで反落するなどもみ合いました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.0775~1.0824近辺で横ばいでした。
EUR/JPYは、165.86近辺から165.00近辺まで下落しました。