ニューヨークを終えて
ニューヨークダウは、次期米政権の経済対策への期待から買われ、前日比261.67ドル高の43,991.01ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.033%下げて4.310%で引けました。
原油価格は、下落し、前日比1.88ドル安の70.48ドルで引けました。
金価格は、下げて横ばいとなり、前日比10.4ドル安の2695.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン前後、ロンドン・ホラー劇場(※)となり、本邦勢が買い下がっては投げを繰り返したため、延々と下げは続き、152.14近辺をつけました。その後、ニューヨークオープン前後から、買い戻しとなり、152.85近辺をつけ、いったんは152.38近辺まで緩んだものの、ジリ高は再開し、152.81近辺まで上げました。その後、152.49近辺まで緩みました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.0772近辺から1.0687近辺まで下げました。その後、1.0718近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、164.39近辺から163.21近辺まで下げました。その後、163.63近辺まで反発しました。