Once a dealer, always a dealer.(楽しむことが儲けの秘訣)
「ひとたびディーラーになったら、ずーっとディーラー」。これは、私の好きな言葉です。
この言葉は、A.C.I.(国際フォレックスクラブ、仏語のAssociation Combiste Internationaleの略)という、国際的な外国為替ディーラーの親睦組織の合言葉です。
私は、今のところ、そういう人生を、41年間送ってきました。正直に申し上げて、ラッキーだと思っています。
振り返れば、損したり得したり、いろいろなことがありましたが、結局、相場と対峙するということは、とどのつまり、自分自身と対峙するということに尽きると思います。
相場は、自分自身の欲望と恐怖との戦いです。
100%勝てる人はいません。
勝ち幅を大きく、負け幅を小さく、勝率を高くするためには、結局は、腹八分を良しとし、熱くならず、いつでも相場はあるさと割り切って、下りるべき時は下りる、もしくは、相場を静観できる(休む)かで、決まってくると思います。
相場に、スリルを求められる方もおられるでしょう。
それが、良くないとは決して申しませんが、大方の皆様にとって、リターンを追及する投資としての外国為替トレーディングだと思いますので、利益を稼ぎ出し、それを蓄積することが、あるべき姿だと、私は思います。
その上に、相場を楽しんでやれれば、もう言うことはないと思います。
相場に忍従するのではなく、気楽に楽しむということが、実は、儲ける秘訣ではないかと思う今日この頃です。
「好きこそ物の上手なれ」