本サイトについて

  • 本サイトはFXストラテジスト水上紀行およびBMFの公式サイトです。

    バーニャ マーケット フォーカスト (BMF) では、内外大手銀行で蓄えた豊富な経験と知識を基に、弊社外為ストラテジストが精度の高い外国為替情報の配信に努めています。

    このサイトでは、BMF の活動状況などをご紹介していきます。

    >> プロフィール  >> TOP Page
  • X@mizukamistaff

    FXマーケットフォーカスト | GLA

  • 水上紀行|初心者でもわかる相場解説|FX入門サイトエフプロ

  • BMFへの業務依頼用フォーム

リンク集

  • FX経済研究所 日経CNBC
  • FXをもっとシンプルに! [エフプロ Top Page]
  • FXサプリ

ご利用に際して

  • 本サイトはお客様への情報提供を目的としたものであり、特定商品や投資の勧誘を目的としたものではありません。
    当社が信頼できると思われる各種データに基づき情報を提供しておりますが、情報は作成時点のものであり、予告なく変更削除することがあります。
    記載されている情報の正確性、信頼性、安全性について、また情報の利用に起因するお客様の直接的/間接的被害についても当社が責任を負うものはでありません。
    投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断と責任でなさってくださるようお願いいたします。

    以上をご了承の上、本サイトをご利用下さい。

    © Banya Market Forecast,
    All rights reserved.

« 相場とは、自分との勝負(恐怖と欲望の戦い) | トップページ | 海外市場を終えて »

2024/11/29

思考の延長(柔軟さが大事)

1985年のプラザ合意以降、10~15年間、ディーラーの思考は常にドル売りでした。なぜなら、ドル売りで儲けたからです。

ご存知のように、1985年9月22日、ニューヨークのプラザホテルで開かれたG5(先進5カ国蔵相・中央銀行総裁会議)で、米国の対外不均衡解消を名目とした協調介入への合意がなされました。

しかし、実際のところは、対日貿易赤字の是正を狙った、円高ドル安政策が合意されたものでした。

この発表の翌日1日で、235円からなんと20円もドルは急落し、その後時には大き目の戻しもあったものの基調的には下落を続け、1995年4月19日には最安値79.75をつけるに至りました。

この間、ディーラーのトレーディングスタイルは、ドル売り先行でした。

ドルを売っていれば儲かるという相場でしたので、ドルが下がれば「ここで売らないともう売り場はない」と言っては売り、戻せば「こんな絶好の売り場はない。ここで売らなきゃどこで売る」と言っては売り、ともかく何でも売りの状態となり、ディーラー達の思考は、ドル売りで塗り固められていました。

こうなると、思考回路が、売り方向にしかついていけなくなっているので、上げの相場に全くついていけないディーラーが続出しました。

そして、ドル上げで大やられして、市場を退場していったディーラーも、何人もいました。

一般的には、最初は売りで塗り固められていたけれども売りでも買いでも対応できるにように自分を変身させた者は残り、最後まで売りで通した者の多くは、市場を去っていきました。

それでも、頑固に売りで生き残っているディーラーもいます。その生き残り法は、下がる相場しか入らない。上げの相場には手を出さないを徹底させたことです。

PR
ヒロセ通商 | 特別動画タイアップ

« 相場とは、自分との勝負(恐怖と欲望の戦い) | トップページ | 海外市場を終えて »

BMFニュース

  • [BMF 活動最新情報]

    [7/18][日経CNBC]FX経済研究所出演【詳細】

  • ご紹介Twitter/X @mizukamistaff【詳細】

広告