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2024/12/16

型からではなく、あくまでもポジションの偏りから(チャートの見方)

古典的なチャートパターンに、ヘッドアンドショルダー(三尊)とか、ダブルトップ、トリプルトップ、リバースヘッドアンドショルダー(逆三尊)、ダブルボトム、トリプルボトムなどがあります。

意外と、こうしたチャートパターンがブレイクするとどれぐらい相場は動くのかという目安について、ご存じではない方が多いようですので、簡単にご説明します。

例としては、ヘッドアンドショルダーとダブルボトムを上げますが、どれもブレイクするとそれまでの高さ分なり、深さ分なりが、延伸するというのが基本です。

まず、ヘッドアンドショルダーですが、右の肩を作り、頭を作り、左の肩を作って、たとえば下にブレイクした場合は、ヘッドとネックライン(肩の部分)の分だけ、ネックラインより下がるのが一般的です。

一方、ヘッドを超して上伸した場合でも、ヘッドとネックラインの高さ分がヘッドのてっぺんからさらに延伸するのが一般的です。

次に、ダブルボトムですが、ボトムとネックライン(ダブリューの高いところ)の高さ分、ネックラインを上に抜けると延伸します。

一方、ネックラインが超えずに反落すると、まずはダブルボトムの底辺まで下げて、トリプルボトムを形成しようとします。

しかし、トリプルボトムが形成できずに下にブレイクした場合、ボトムとネックラインの高さ分、ボトムからさらに下がります。

以上のように、極めて単純な動きを基本的にはしますので、覚えておかれると良いと思います。

ただし、これは、大変重要なことですが、こうしたチャートパターンを見る時、形状がその格好になってきたから、例えば、ダブルボトムの形状ができたから上がると見る方が極めて多いですが、多くの方が、型から入って、上がると見て、皆ロングにすれば重くなり、上がるものも上がりません。

あくまでも、マーケットのポジションの偏りによって、結果としてご紹介したようなチャートパターンが出来上がり、ネックラインを抜けてこそ、さらに上昇するなり下落するなりが実現するわけです。

具体的に申し上げれば、ダブルボトムが形成されてきていても、マーケットのセンチメントが依然として弱気でショートにポジションが偏っているからこそ、ネックラインが上抜けると、慌てて買い戻すため、強い上昇力を得るということです。

ですから、チャートを型から見るのではなく、あくまでもその時点でのポジションの偏りから相場を見ることが大変大事です。

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