ニューヨークを終えて
ニューヨークダウは、利益確定売り優勢で、前日比128.59ドル安の44,782.06ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.002%下げて4.192%で引けました。
原油価格は、横ばいで、前日比0.07ドル高の68.07ドルで引けました。
金価格は、弱含みで、前日比18.4ドル安の2662.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン前後から、ロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)となり反落し、ニューヨークオープン前には、149.92近辺まで下げました。ニューヨークオープン後、いったん150.35近辺まで戻した後、150円挟みでもみ合いとなりました。しかし、その後、NYG(※)が、この日も大きく売り込んだようで、149.08近辺まで急落し、いったん149.78近辺まで戻しました。その後、12月のFOMCでの利下げ観測が出て、149.23近辺まで反落しましたが、149.58近辺まで反発しました。。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
(※)ニューヨーク・ガッツ:New York Guts(NYG)、ニューヨーク勢のことですが、特に一部のニューヨーク勢が、2024年夏から、アジアタイムの朝、SHTがドル/円を売り下げることに気づき、ほぼ毎日それまで調整の場でしかなかったニューヨーク時間午後に売り、アジアタイムに入り、SHTが売ってくるところを買い戻してきています。そのリスクを厭わぬ根性(Guts)から命名しました。
EUR/USDは、1.0516近辺から1.0461まで下落後、1.0515近辺まで戻しました。
EUR/JPYは、157.94近辺から156.37近辺まで下落後、157.12近辺に反発しました。