こんな世界を生き抜くために
ロンドンは、対SHTのショートスクイズをやってから、その後、しょぼいロンドン・ホラー劇場をやってショートになり、今買い戻しているようです。
ニューヨークは、どうでしょうか。
頭に乗ったNYGは、最近はニューヨークタイム午前の指標発表でも、ドル/円を叩き売ってくるようになっています。
毎日、ビッグアマウント(巨額)で叩き売り、日本時間朝8時に、チョロッと買えば、SHTがいきり立って売り、そこを買戻します。
そうすると、SHTは、その名に恥じないホットテンパーになって売りまくり、その挙句に、ロンドンのショートスクイズに遭うという、まるで無限ループのような堂々巡りです。
こんなバカげたマネーゲームに、本邦勢が逆張りしてやられていたら、本当に犬死です。
恐竜大戦争を、順張りですり抜けていく、したたかさが本当に必要です
【用語解説】
シンガポール・ホット・テンパーズ(SHT):シンガポールは、東京タイムとほぼ重なっていることもあり、本邦勢にとっては、今や「ロンドン・ホラー劇場(LHT)」以上の売りの脅威になっています。また、すぐにカッとする(ホット・テンパー、Hot Temper)投機筋で、熱くなると前後の見境もなく売り続けてきますので、それに向かって買い下がると非常に危険です。
ショートスクイズ:(Short Squeeze、SS)ショート筋を買い上げて強引に買い戻させて利食う手法です。特にロンドン勢が売りしかやらないSHTを標的にやることが多いです。
ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
ニューヨーク・ガッツ:New York Guts(NYG)、ニューヨーク勢のことですが、特に一部のニューヨーク勢が、2024年夏から、アジアタイムの朝、SHTがドル/円を売り下げることに気づき、ほぼ毎日それまで調整の場でしかなかったニューヨーク時間午後に売り、アジアタイムに入り、SHTが売ってくるところを買い戻してきています。そのリスクを厭わぬ根性(Guts)から命名しました。