噂で買って、事実で売る(リスクを取って利益を得る)
英語では、「Buy on the rumor, Sell on the fact.」と言います。
要するに、まだ噂のうちに、ポジションメイク(ポジションの造成)をして、事実が明らかになったら、ポジションクローズ(ポジションの手仕舞い)をするということです。
これは、結構ディーラーの間でよく使われている言葉で、要はリスクを取ることが収益チャンスを生むということです。
噂の段階で、いち早くポジションメイクをして、事実が明らかになって、マーケットの大勢がポジションメイクをしようと殺到したところを、利食いに回るとは、トレーディングとしては、かなりスマートなやり方だと思います。
しかし、早くポジションを持つということがすべて良いわけではありません。
やはり、勝算があってこそできることで、そのためには、その噂の信憑性の高さとその材料が事実として公になった場合のマーケットの反応の大きさを、短時間に判断し予測できなければなりません。
この材料に対しての価値判断とマーケットに与えるインパクトの大きさを反射的に読めるようになるためには、ひとつには、経験を積み重ねることはどうしても必要だと思います。
また、いろいろな材料に対して好奇心を持ち、それらの材料に重要度に応じたプライオリティー(優先順位)をつける習慣を持つことが大事だと思います。
少なくとも、目にし耳にする材料を、それほどのこともないと事も無げに無視することは、厳に慎むべきだと思います。
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