トレンド イズ フレンド(トレンド相場とのうまい付き合い方)
トレンド相場の時に、良く使われる言葉です。
つまり、「トレンド方向に乗る」ということが、トレンド相場とのうまい付き合い方だということです。
トレンド相場でもアヤ戻しもあり、反発からアゲンスト(不利)になることも一時的にはありますが、やはりトレンド相場が続く限りは、再びトレンド方向の動きが再開します。
では、なにを持って、今トレンド相場と見極めるのかということですが、上げ相場であれば、上げてからの下押しが限られ、安値が切り上がり、しかも高値が切り上がっていく場合です。
また、下げ相場であれば、下げてからの上への戻りが限られ、高値が切り下がり、しかも安値が切り下がる場合です。
もちろん、たまに大きい戻りもあり、これはトレンド相場が終わったのかと思案する場面があることも事実です。
こういう時に、トレンド相場が継続しているかを判断するには、週足などの長めのチャートで相場を展望することが大事です。
たとえば、上げ相場での、大きな下げへの戻しがあった場合、週足を見てみて、それでも、それまでに形成された上げトレンドがしっかり鋭角に上を向いていれば、そこから急反落の危険性は少なく、また戻す可能性が高いと言えます。
一方、下げ相場での、大きな上げへの戻しがあった場合、やはり週足を見てみて、それでも、それまでに形成された下げトレンドがしっかり鋭角に下を向いていれば、そこから急騰する危険性は少なく、また戻す可能性が高い言えます。
問題は、上げでも下げでも言えることですが、急反発後急回復しても、上げであれば、今までの高値を大きく超えられなくなって、また反落する時、下げであれば、今までの安値を大きく割り込めなくなって、また反転上昇する場合、これは、トレンド相場からレンジ相場への変わり目となる乱高下の局面に入る可能性が高く、この時は、ポジションを早々に手仕舞い、様子見に入ることが大事です。
トレンド相場の期間は、もちろん長い場合も短い場合もありますが、総じて言えば、長めだと言えます。
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