ニューヨークを終えて
ニューヨークダウは、景気敏感株に買いが入り、前日比408.53ドル高の44,565.26ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.045%上げて4.644%で引けました。
原油価格は、軟調で、前日比1.18ドル安の74.26ドルで引けました。
金価格は、一進一退で、前日比9.4ドル安の2761.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン前後から、ジリ高となり、156.68近辺をつけました。しかし、そこからは、ロンドン・ホラー劇場(LHT)(※)となり、156.20近辺まで下げました。その後、買い戻しに、いったん156.59近辺まで反発しました。しかし、ニューヨークオープン前後から、売りが強まり、156.10近辺をつけました。その後、トランプ大統領は、ダボス会議でのオンライン演説で、金利引き下げ要請する方針を示したことから、揉みあっていたドル/円は下落を再開し、155.74近辺をつけました。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
EUR/USDは、1.0417近辺から1.0372近辺まで下落後、1.0437近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、162.82近辺から162.19近辺まで下げた後、162.72近辺まで反発し、再び162.36近辺まで下落しました。