自分に素直になる(五感を信じる)
相場をやっていて、「自分に素直になる」ということが、いかに大切でそして難しいかを痛感します。
どうも自分のポジションは、実際の相場とは違っていると感じながら、素直になりきれず、返って逆に「いやいや、まだまだ」と意地を張ってしまったことで、損をしないでもいい損をしてしまうことが多いのではないかと思います。
自分に素直になれない一番の理由は、自分を信じきれないあるいは淡い期待を振り切れないところにあると、個人的には思っています。
経験度もまだ浅ければ、確かに自分自身に自信を持てないのもよくわかります。
しかし、ビギナーズラックという言葉があるように、全くの初心者のほうが、儲かることさえあります。
全くの初心者の場合、相場に対する怖さと謙虚さが先立っていて、相場は怖いと自覚しているだけに、たまたま利が乗ったら、迷わず利食う、逆にアゲンスト(不利)になればすぐやめるということが素直にできるからだと思います。
多少、経験を積むと、ある意味、生半可に相場慣れしてしまったことで多少な事に動じなくなる一方で、相場に対する謙虚さを忘れてしまいがちなものです。
こうした中途半端な心持ちではなく、もっと「自分自身に素直」になり、淡い期待にとらわれず、自分自身を信じることが、利益につなげることは大切なことだと思います。
私自身、相場で、特に嫌な感じがすると思うときは、理由は二の次にして、逃げることにしています。
それによって、これまで何度もリスクから逃れてきました。
自分の五感を信じることを大事なことだと思います。
« 【シンガポール・ホット・テンパーズ(SHT)警報】 | トップページ | 神頼み(自分で出来る限りのことはやってみる) »