ニューヨークを終えて
ニューヨークダウは、関税への過度の懸念が後退し、前日比346.28ドル高の44,714.84ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.095%下げて4.539%で引けました。
原油価格は、横ばいで、前日比0.06ドル高の71.43ドルで引けました。
金価格は、上昇し、前日比28.5ドル高の2957.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、SHTが売り、ロンドンオープン直後、153.95近辺をつけました。その後、ショートスクイズ(※)となり、154.33近辺をつけました。しかし、ロンドン・ホラー劇場(※)となり、上げ下げしながら、153.73近辺まで下げました。ニューヨークオープン後発表された米生産者物価指数(PPI)は、予想よりも強く、一時154.00近辺まで反発したものの。依然として重く、NYGの売りもでたもようで、152.92近辺まで下げました、そこから、153.34近辺まで反発したものの、再び下げ、152.71近辺をつけました。
(※)ショートスクイズ:(Short Squeeze、SS)ショート筋を買い上げて強引に買い戻させて利食う手法です。特にロンドン勢が売りしかやらないSHTを標的にやることが多いです。
(※)ロンドン・ホラー劇場(London Horror Theatre、LHT):
なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りです。
EUR/USDは、1.0375近辺から1.0444近辺まで上げた後、1.0373近辺まで急落し、1.0465近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、159.33近辺から160.34近辺まで上昇後、159.00まで下げました。