主役と脇役(主役通貨に乗る)
相場により、主役通貨と脇役通貨があります。
やはり、主役通貨はセンターステージ(舞台中央)で観客(マーケット)すべての視線を浴びているだけのことはあって、大きな調整があったり、急落急騰があったりと、動きも派手で相場をリードします。
脇役通貨は、主役通貨に付き従おうとするものの、観客の視線を浴びるのもたまにのことで、ほとんどは、埋もれています。
主役通貨は、他の通貨の先陣を切って動くため、ともするとその活発な動きにマーケットがついていけず、出遅れている脇役通貨で、ポジションを張ろうとするマーケット参加者も出てきます。
しかし、脇役通貨には、脇役通貨に甘んじざるをえない理由(わけ)があり、リスクとリターンを考えると、あまり儲からないのが一般的です。
やはり、主役通貨で勝負することが、一番パーフォマンスが良いと思います。
主役通貨でポジションを持つのに勇気がいる局面がありますが、「振り下す刃の下ぞ地獄、飛び込んでみよ。極楽もあり」と酒田五法でも説いていますように、ここ一番では、捨て身になって主役通貨と真っ向勝負することも、また必要です。
尚、今の主役通貨はどれなのか、日頃からアンテナを張っておくことが大事です。
また、主役通貨とどの通貨とのペアが、一番効率的かも見逃さないようにしなければなりません。