チャートとの付き合い方(第一印象を大事に)
毎日、いくつものチャートを見ています。
チャートを見ること自体に、楽しさすら感じています。
チャートが明らかにトレンドを示している時もありますが、一見下げの継続を示していながら、実は下げも時間切れになってきて反発するタイミングに来ているという微妙な動きを発見し、実際にも反転上昇となった時は、格別なものがあります。
その点では、チャートオタクと呼ばれても、仕方がありません。
しかし、チャートがすべてだとは思っていません。
経済指標などのファンダメンタルズや、要人発言、他のプロダクツ(投資対象)の動き、マーケットセンチメント(市場心理)、マーケットポジション(マーケットのポジションの偏り)など、いろいろなものを総合して見ることが、大切だと思っています。
ただし、逆に言えば、こうしたいろいろなファクターがチャートを形成しているとも考えられ、そういった視点からチャートを見ると、また別な一面が見えてくると思っています。
チャートを見る上で大事だと思っていることは、できるだけ数多くそしていろいろなターム(期間)のものを見て、いろいろなパターンを見慣れることだと考えています。
いろいろなチャートパターンを記憶に刷り込むことが、咄嗟にあるチャートを見た時でも、瞬間的に上げを示すチャートなのか、下げを示すチャートなのか、あるいは横這いを示すチャートなのか、おおまかな判断ができるようになると思います。
その第一印象を大事に、あとはじっくり分析すれば良いのではないかと思っています。