気分をリセットさせる(相場処世術)
相場を張っていると、自分では気づかなくても、肉体的にも精神的にも結構なプレッシャーを受けています。
トレーディングの経験を積むために、夢中になってトレードをする時期も必要ですが、同時に気分をリセットさせることも覚えなくてはなりません。
特に、トレーディングの連続によって、頭が煮つまってしまっては、勝てるものも勝てなくなってしまいます。
それを避けるためには、いったん頭の中を空っぽにして、相場のことは完全に忘れる時を持つことが大切です。
しかし、トレーディングのことを完全に忘れることは、そう簡単なことではありません。
一番、効果的なのは、運動をすることだと思います。
運動をしている間は、頭の中が真っ白になりやすいと、個人的な経験からも、感じています。
この頭の中が真っ白という時間を持つことによって、頭の中に新鮮な空気が送り込まれ、気分がリセットされると思います。
特に、相場に負けた時の悔しさや儲け損ないはしないかという焦りを感じれば感じるほど、こうした気分のリセットが必要です。
頭が空っぽになった後、相場を改めて見ると、悔しさ焦りを忘れ、それまで気づかなかったことに気づいたりしますので、そうしたひと時を持つことは、決して無駄なことではなく、むしろ相場を生き抜いていくためには必要なことだと思います。
それが、「休むも相場」ということだと思います。